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導入前の課題
情報の共有がしづらく、発信側と受ける側で情報の認識に誤差が生じていた。問題が生じても解決しないまま流れていく事態も。
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導入による解決
スタッフが意見をしやすくなったことで、社員、アルバイト関係なく全員が参加しながら問題を提議しては解決。細かい気づきがサービスの向上にも繋がり、スタッフ自らがより働きやすい環境に。
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今後の展望
整骨院業として痛みを治すだけでなく、健康創造業として予防・再発予防文化を全国に広めていきたい。
導入前の課題
社内で情報を発信していてもメッセンジャーやLINEでは見過ごしがちに。スタッフ間での情報の共有がうまく図れていなかった。
“Rebody(動ける身体つくり)”をコンセプトに掲げ、予防・再発予防専門施設として健康創造業を行う素晴らしい株式会社。
大阪・岸和田市で運営する「HAREYAKA整骨院 Rebodyトレーニングルーム」では、スポーツ・スタイル・ダイエットの3つを柱に、日々利用者様の身体作りをサポートしている。
「SONR」導入前はFacebookのメッセンジャーやLINEを利用していた同社。
スタッフ同士で情報の共有ができていないことが多く、問題提起があっても一部のスタッフ間のみで流れてしまっていたことも。
また社員とアルバイトでは出勤時間が異なることもあり、仕事内容の把握にギャップが生じていたとのこと。
こういった課題に「SONR」を導入することでどう解消したのか、田畑社長と田畑英明マネージャーにお話を伺った。
導入による解決
スタッフ同士で意見が出しやすい環境になりみんなの意識が改革。情報を共有することで利用者様へのサービス向上にも繋がった。
「SONR」を導入しようと思われたきっかけは何ですか?
英明マネージャー:私たちは日々の状況の変化が多い仕事です。出勤状況によってスタッフが把握している情報に差があったので、情報共有の必要性を感じていました。
田畑社長:利用するアプリやツールを色々調べたりもしたのですが、「SONR」が簡単で分かりやすく、LINEのように「既読」になるのではなく、「了解」「確認」ボタンがあることで誰が見たか分かるのがいいと思いました。
英明マネージャー:いくらこちらから情報を流していても、スタッフからは「情報を流してほしい」と言われることもあり、発信する側と受ける側の間にある壁にいつも悩まされていました。
「SONR」だと、“見た・見ていない”が分かるので、見た側がきちんと理解しているかどうかも明確になりました。
導入に対するスタッフさんたちの抵抗はなかったのですか?
英明マネージャー:スタッフによっては「うまく使いこなせるのか」とか、「四六時中情報が流れてくることで生活に変化が生じるのが不安だ」といった声も正直ありました。
田畑社長:導入するときに「SONR」側からスタッフ全員の前で使い方の説明をしてもらえたので、助かりました。いざ使ってみると今まで使っていたツールよりも便利になったので、スタッフにもすぐに浸透しました。
意見を出しやすくなったことで社員の意識にも変化が
「SONR」の導入後に変化したことは何ですか?
田畑社長:一番はスタッフからたくさん意見が出るようになったことです。
弊社には「よりお役にたつ」という理念があるのですが、自分たちが気付いたことをどんどん挙げていくようになりました。
またそれを社員が中心となってみんなで解決しようという働きかけが起こっています。今まではトップが言うことを聞く、という姿勢だったのが「どんどん自分たちで変えていってもいい」というような雰囲気に変化しました
社員さんたちの取り組みによって会社のシステム自体にも変化が生まれてきたのですね。
田畑社長:経営者、幹部、社員が三位一体となって同じ方向を向くというのがなかなか難しかったのですが、「SONR」を活用して意見を出していくことで、自分たちで会社を変えていくようになりました。今はそのためのツールとなっていますね。
実際にどういった使い方をしているのでしょうか?
田畑社長:今までは紙に書いて管理していた申し送りを「SONR」上で行っています。利用者さまの情報やその日の注意事項などをアップして、さらに毎日朝礼で読み上げてもらっています。
英明マネージャー:我々も先に「SONR」でその情報を見てはいるのですが、改めて読み上げてもらって耳で聞くことで頭にインプットされやすくなりました。以前は紙を見ていても忙しいとつい忘れてしまっていることもあったので、重ねて確認ができる良い習慣となっています。
田畑社長:あとは1週間に1回“気づきの時間”というものを設けていて、仕事上で気付いた問題を全員でシェアしてその場で一緒に解決してもらうようにしています。そのメンバーにあえて私は入っておらず、スタッフ間で自ら問題定義と解決をするようにしてもらっているんです。こちらも「SONR」を活用しながら意味のある活動となっていますね。
面白い試みですね! 「SONR」を上手く活用いただいている新しい例だと思います。
英明マネージャー:あとは“タイムマネージメント”といって、利用者様1人1人にかかった時間を管理するようになりました。
時間が人より多くかかった場合はその原因追及に努めています。受付で待たせてしまったのか、また施術で時間がかかったのか、問題をすくい上げて全員がそれを把握することで、サービスの向上にも繋がっています。
田畑社長:やっていることを「SONR」とリンクさせていかに活用するかが重要ですね。とにかく仕事上の問題を絞り出して、自分たちで解決する。会社だと何か起こっても「上の人が解決するだろう」となりがちですが、自分たちが良くしていこうという形になりつつあります。それはものすごく大きいことですね。
いろんな使い方をしていただいて、うれしい限りです!
今後の展望
社内の活用だけでなく、社外とも情報を共有して同じ仲間と繋がっていくことが理想。健康創造業を全国に広めていきたい。
田畑社長:従来、整骨院業は痛みを治して終わりというイメージをされると思います。
私たちが行っているのはRebody(動ける身体つくり)を通して同じ痛みを二度と起きないようにする再発予防と健康寿命を伸ばす予防を文化として全国に広めていきたいと願っています。
そういったときに、同じような仲間とこういった情報共有ツールを活用していけたらと思います。社内での活用はもちろん、今後は社外とも「SONR」で輪が広がればうれしいです。
最後にSONRを検討中の方に一言お願いします。
田畑社長:社員さんが社内の問題を“自分ごと化”して、参加しやすくなるツールだと思います。実際、三位一体経営がしやすくなりました。社員たちが自分で参加して形にしていくように、会社がその仕組みを作っていけば経営のイメージも見えてくると思います。
英明マネージャー:情報共有がうまくできない、流れてしまった情報を見つけ出すのが大変、など私たちが困っていた事と同じような悩みを抱えている会社さんは多いと思います。私たちも使ってみてから「SONR」の効力を発見することが多かったので、ぜひ活用してみていただければと思います。
ありがとうございました!

“Rebody(動ける身体作り)”をコンセプトに掲げ、予防・再発予防専門施設として健康創造業を行う素晴らしい株式会社。大阪・岸和田市で運営する「HAREYAKA整骨院 Rebodyトレーニングルーム」では、スポーツ・スタイル・ダイエットの3つを柱に、日々利用者様の身体作りをサポートしている。
- 所在地
- 大阪府岸和田市
- 設立
- 2010年11月
- 社員数
- 20名
※会社名、役職はインタビュー当時のものです。