導入前の課題
LINEが中心だった社内のコミュニケーションツール。スタッフによって連絡や報告方法が異なり、情報の収集に時間がかかっていた。
広島でネイルサロン「bibi」やネイルをメインとした会員制のトータルビューティーサロン「ZOZO」、ネイルスクールの3店舗を運営する株式会社ハピネス。確かな技術と提案力を持つスタッフが揃い、お客様の「なりたい」を叶えている。
現在在籍するネイリストの従業員は12名。スタッフの出勤場所は固定でなく、日によって3店舗のどれかに出勤をするスタイルであるため、日々お客様やお店の情報の引き継ぎなど連絡事項が多くLINEを使ったコミュニケーションが活発に。会議の内容を文章で報告したり、メモした画像を貼り付けたりとスタッフによって報告スタイルも違うため、検索もしにくく情報の拾い集めに時間がかかっていたそう。
また女性スタッフが中心であるため、中には子供がいる忙しいママスタッフも。母親に限らず、出勤時間以外でのLINEのコミュニケーションがスタッフの負担になってしまうことも気になっていたのだとか。
こういった課題に「SONR」を導入することでどう解消したのか、河野社長にお話を伺った。
導入による解決
スタッフからの報告スタイルが統一され、知りたい情報の探しやすさがUP。時間短縮になり、プライベートとの切り替えもできるように。
「SONR」を導入しようと思われたきっかけは何ですか?
河野社長:かなり前に、SONRを使っている知り合いの社長さんから良いと聞いていて、知ってはいました。LINEでのやりとりについて、知りたい情報がタイムライン上で流れていってしまうことに悩んでいたうちの社員がSONRの情報を知って「取り入れたい」と言ってきたのがきっかけです。
社員さんからの提案だったのですね! 導入することについて、社長ご自身やほかのみなさんの抵抗はなかったのですか?
河野社長:弊社では現場が最も正解で、現場の意見が一番大事だと思っています。私も社員さんが使いやすいものはなるべく導入したい。導入時にも「こんな便利なツールがあったよ」とスタッフが事前に報告していたので、みんな「待っていました!」という感じで抵抗はほぼありませんでした(笑)。
「SONR」の導入後に変化したことは何ですか?
河野社長:店舗が数店あり、スタッフはその日によって出勤する店が違うのですが、店ごとの物の置き場や、おもてなしのルールなどをSONRのディスカッションボード上にまとめることによって随分見やすくなりました。分からないことがあればすぐに見て確認すればいいので管理もしやすく、業務の効率が上がって時間短縮になっています。
日報もLINEで行っていたのですが、それに対して私がコメントしてもどれに返しているのかスタッフが分かりにくい場面があったんです。SONRでは1つのトピックスに対してコメント返信欄があるので、これに対してはこれ、と分かりやすく、私自身も意識的に明確にコメントができるようになりました。スタッフも自分の投稿にコメントが返ってくるので、見やすくなり返信も多くなりました。
スタッフのみなさんも「SONR」を使いこなせていますか?
河野社長:逆に社員の方が使えていると思います。現場での活用や報告を私が見ている状態ですね。一番感動したのは、新人の子も積極的にやりとりに参加してくれるようになったこと。LINEのときは中堅よりも上のスタッフが会話の中心だったこともあり、スタッフによっては閲覧しているだけでこちらからメンションで投げかければ返ってくる状況でした。SONRだと反応が返ってきやすいので、新人スタッフにとってコメントをする緊張感は減ったと思います。
なるほど、使用するツールによって心理的なものも違うのかもしれませんね。
河野社長:また夜にコミュニケーションが活発になることもあったので、時間帯的にお子さんのいる家庭をもつスタッフが負担になっていないか気になっていました。SONRなら夜は通知をオフにすることもできるので、業務とプライベートとを切り替えられるようになったのも良い点です。
今後の展望
店舗の状況を把握したり、顧客管理するシステムもSONRで統一できれば理想的。ゆくゆくは卒業生やママさんも活躍できるネイルサロン開業も。
河野社長:3店舗あると、日々スタッフの動きが見えにくい環境にあります。会員制サロンは個室もあり、女性スタッフが中心なのでトラブルがないよう監視カメラも付けていますが、それを見るのはSONRと別のアプリ。出張先からでも、SONRを活用してより店舗の状況を把握できるようになれたらうれしいですね。
またビジョンの一つにサロンの卒業生や出産でやめられたママさん、集客できないネイリストさんなど、今携わっていない方たちが少しの時間でもお部屋だけが借りられる“間借りネイルサロン”の開業を考えています。顧客管理システムもSONRで統一できたらより便利になるだろうなと思います。
他店にいるとなかなかスタッフ一人ひとりと会えないでいるので、今SONRでやっていることもきちんと評価してあげたいですね。それぞれのSONRの活用度も社内の表彰制度に活かせると面白いかもしれません。
最後に「SONR」を検討中の方に一言お願いします。
河野社長:導入する前に困っていたことを忘れてしまうぐらい、使いやすくて社内に浸透しています。SONRを使うことで便利になって、「これで業績が挙がった」というようなことになれば会社として理想ではないでしょうか。
ありがとうございました!