メールのやりとりに時間を要していた社内コミュニケーションの効率化で生産性が向上。情報共有が社員の自立性を高め、人材育成にも役立っている。

愛媛県松山市を拠点に、パチンコ店へ店長を派遣し運営を請け負う株式会社アトラクト。現在は12名の店長を現場へと派遣。年間計画をもとに利益計画を考え、機械の購入や販促費、経費などの予算を立てながら営業戦略を提案している。そういった運営のプロセスがクライアントにも見えるよう、毎日報告をしているそう。

以前、派遣先の現場と本社はすべてメールでコミュニケーションを行っていた。一日一回の報告書が上がってくるという流れがあるものの、一日に数百件もの連絡があるとそれらに目を通し返信を行うという作業に時間と労力がかかり、メールの管理が厳しくなっていた。

また、現場に社長や社員が不在であることが多く、本社の事務員に確認したいことが発生するとその都度メールや電話をする必要性があり、コミュニケーションがとりにくい状況にあったのだとか。

こういった課題にSONRを導入することでどの程度解消したのか、岩渕社長にお話を伺った。

岩渕さま：LINEやグループウェアを使っていたとき、時系列のツールなので、意見をやりとりしていると何を議論しているかわからなくなっていたことがありました。SONRを知り、このツールなら解決できるのではないかと思ったのがきっかけです。

岩渕さま：少しありましたね。現状使っているツールが使えていないのに、新しいツールが使えるのかと…。しかし、そんなとき反対していたスタッフがSONRユーザーである他社の方々と話す機会があり、実際の話を聞いてみて評判のよさにそれならうちの社内でもやってみようということになったんです。

岩渕さま：事務員さんが社員とのやりとりが楽になったと言ってくれてます。うちでは出張の手配は事務員さんが行っています。SONRで社員の予定を確認したら、チケットやホテルの予約を取ってスケジュールに貼り付けて送る。早割などお得なチケットが取れたり、電話を使うことが減ったりと非常に生産性が高まりました。

岩渕さま：メールでしていた一日の業務報告もSONRに上げてもらうことで、個別にコメントができるようになりました。競合店の情報や営業に影響する情報や天候、イベントのことなどが数字とともに送られてくるのですが、それに対して労いやアドバイスを送ることでお互い文章が短くともコミュニケーションが図れています。
また、以前はクレームが発生すると私が直接フォローしていたので現場のスタッフが内容を把握しきれていないこともあったのですが、今は何かあるとボードで全てを確認できるように。おかげで社員さんが現場で解決する場面も出てきました。そういった意味では人材育成にもつながっていると思います。

岩渕さま：仕事柄、夜の時間帯にSNOR.にアップすることが多いのですが、事務員さんに連絡がいかないようにアプリの機能を使って通知時間を業務時間内になるように工夫しています。
あと個人的にはメモ機能をよく使っています。SONRは毎日開くので、タスクを登録しておくことで必ず目に入り「これをしなくては」と気づく。仕事に抜けがなく非常に重宝しています。

岩渕さま：現在、お客様の中で新規事業にチャレンジしたいという声が多数あり、業態を変えるコーディネートなどの提案もしています。そこで働く店長を派遣している弊社では、自立して行動できる人材の育成が重要。現場が離れていてコミュニケーションが取りにくい状況で、誰がどんな業務を抱えていてどんな課題を抱えているかをタイムリーに把握できるような組織にしていかなければと考えています。

岩渕さま：社内のコミュニケーションの活性化には欠かせないですね。特にうちのように現場がバラバラの会社さんなら報告、連絡、相談の情報共有がスムーズになり、生産性が高まるツールだと思います。ぜひ試してみてほしいです。