導入前の課題
顧客管理のシステムを導入するもうまく活用できず。LINEのみの連絡手段では知りたい情報が埋もれしまい、進捗管理も困難になっていた。
大阪の北摂エリア・豊中市を中心に建物の外壁や屋根の塗装、防水を施す専門店としてリフォームに特化したメンテナンスサービスを提供している株式会社エース。
戸建ての住宅やビル、マンションの大規模改修を請け負い、日々多くの案件を抱えているなかで、顧客情報の管理や社内伝達の仕組みの改善を必要としていた。SONR導入前に顧客管理のシステムを導入するも社内に浸透しないまま終わり、活用が図れず。社内の伝達はLINEでやりとりをしていたが、必要な情報がトークに埋もれてしまい、進捗管理も困難になっていたそう。
SONRの導入によってこれらの課題がどう解消していったのか、長谷川社長ご夫妻にお話を伺った。
導入による解決
案件ごとの一連の流れを全社員が見れることで管理が万全に。業務の効率化だけでなく、コミュニケーションの活性化で社員の意識が高まった。
SONRを導入するきっかけを教えてください。
長谷川さま:これまで顧客とはメールで、社員同士はLINEで連絡をしていていました。案件ごとにグループラインを作っては顧客の情報を発信していたのですが、話が進んでいく間にほかの話題の回答がなくなったりすることもありましたね。
管理に特に仕組みというものがなかったので、新しいシステムの必要性を感じていたんです。
「SONR」を導入するにあたり、社内で反対などはなかったのでしょうか?
長谷川社長ご夫人:正直、最初はみんな新しいことへの戸惑いはあったと思います。
長谷川さま:以前、顧客データのシステムを導入したときもなかなか使いこなせず…。
SONRは最初から私の方も「やるぞ!」という気持ちが強く、なんとかすぐに浸透して社員みんなが使いこなしてくれています。
運用浸透のために行ったことなどはあったのですか?
長谷川社長ご夫人:顧客の案件ごとに「バトンリレー」というボードを作りました。受付から営業、工事管理、会計とバトンを渡していくイメージで、一連の流れを管理するものです。
こうすることで一人が発信するだけでなく、いろんな役割の人が参加するようになったのが大きいです。
以前は発信する人間が決まってしまっていたので、見ているだけの人もいましたね。
それが今はみんなが「次は自分が発信しなければいけない」という意識を持つようになりました。
発信する人間が一部だと、システムに慣れていない人はずっと触らないままです。
「SONR」を導入して、変化はありましたか?
長谷川さま:情報の振り返りが簡単にできるので、管理がしやすくなりました。
例えば誰から電話があった、といったような細かい情報もSONRを開けば勝手に上がってくるので、業務の見過ごしも減りましたね。
携帯で見れるので、出先でもすぐに知りたい情報の確認ができると営業担当は喜んでいます。情報の発信一つ一つが大事であるということが分かり、社員の意識も高まったように思います。
なるほど、コミュニケーションにも役立っているようでうれしいです。
長谷川さま:社内のコミュニケーションがよくなって、今ではSONR上で少し遊ぶときも(笑)。現場の近隣挨拶に行ったときにおもしろいスポットがあれば、「恋人と行ってみては」とシェアするなど、社員同士、時には気軽に冗談を言える仲です。
コミュニケーションの中では必要なことですよね(笑)
ほかに「SONR」の活用方法はありますか?
長谷川社長ご夫人:毎朝朝礼のミーティングをして、社員がそれぞれ書き込んだホワイトボードをバックに写真を撮ってアップしています。いつでも振り返ることができるので、いつ誰が出勤していた、遅刻していたなどの労務管理もできるように。
長谷川さま:今年は災害続きだったので工事の対応が追い付かず、バトンリレーがパンクしてしまうので緊急用に天災用のボードも作りました。以前の仕組みだったら業務が管理しきれず、大変だったと思います。
今後の展望
店舗のますますの拡大を予定。社員が誇りを持って働ける会社となり、地域に根付いて地域に愛される外装リフォームの専門店を目指す。
長谷川さま:2019年6月頃には移転を予定しており、10年後には10店舗に拡大していく展開を考えています。
新しいシステムの導入や業績アップに社員も喜んでくれているので、今後も誇り高く「エースで働いてよかった」と思ってもらえるようなアットホームな会社にしたいと思っています。
最後にSONRを検討中の方に一言お願いします。
長谷川さま:管理とコミュニケーションがアップするのは間違いありません。そのおかげで生産性が上がり、業績にも繋がったと思います。
あとは価格の面でも魅力的。実際に仲のいい人へは推薦しているのですが、コスト的にも入りやすいので、まずは使ってみることをおすすめします。
ありがとうございました!