人間の集中力を保つ効果的な方法とは?集中が続かない原因も解説
勉強や仕事の成果を出さなければいけないのに、スマホや家族の存在が気になってしまい「集中力が切れてしまった…」というような経験はありませんか?
一度気が散ってしまうと、再び集中モードに入るのは難しいものです。
では、仕事などの集中力を高め、効率よく作業を進めるにはどうすればよいのでしょうか?
そこで今回は、集中が途切れる原因とあわせて、集中力を保つ効果的な方法や環境づくりのポイントをご紹介します。
目次
人間の集中力を保つには「休息」が効果的
どんなタイプの人にでも共通して言えるのが、集中力を高めるには「こまめな休息をとることが大切」ということ。
休息をとることで体や脳が休まり、疲労などが解消され集中力が高まりやすくなります。
集中力が高まる時間帯や持続時間は環境や人によって大きく異なるため、集中しやすい環境づくりをしたり、自分が集中できる時間帯はいつなのかを把握したりすることが大切です。
また休息の他にも、集中力を高める方法はいくつかあります。そこでまずは、集中力アップのための環境づくりについてご紹介します。
集中力を保ちやすい環境づくり
高い集中力を保つために、まずは事前に作業環境を整えるのがおすすめです。
ここでは、集中力を保つための環境づくりのポイントを3つご紹介します。
デスク周りの整理整頓
仕事に関係がない物が目に入ると、人間の集中力は途切れやすくなります。
例えば、娯楽要素が高いテレビや漫画雑誌、無意識のうちに視覚の刺激になってしまうカラフルな色使いのインテリアなどは、気が散りやすい原因だと言われています。
そのため作業に必要がないものは周りからなくし、作業だけに集中できるように環境を整えるようにしましょう。
集中できる音楽や香り
人によりますが、無音で作業をするより、音楽を流した方が集中できるという方がいます。
作業中に好みの音楽を流すことによって、ポジティブな気持ちで作業を進め、集中状態に入りやすくなります。
しかし、流す音楽に歌詞が入っていると、その歌詞の内容に意識がいってしまい、集中力が途切れる場合があるため、なるべく歌詞がないインストゥルメンタルや環境音を選択するのがおすすめです。
さらに、集中力アップをサポートしてくれると言われているのが、アロマなどを使用した香りです。 特に柑橘系やハーブの香りは、活動性を高めるために必要な「交感神経」を刺激するため、集中力を高める効果が期待できます。
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集中できる場所を作る・変える
作業を行う場所を変えるのも、集中力を高める方法のひとつです。
ずっと同じ場所で作業をし続けると刺激が少なくなり、脳の活動が低下しやすいと言われています。
そのため、カフェやコワーキングスペースを利用するなどをして、いつもと違った場所で作業をすることで脳に程よい刺激が加わり、集中力アップにつながります。
また、自分の部屋からリビングへ移動する、カーテンや棚を使って仕切り作業スペースを作るなどの方法でも効果があります。
集中力を持続させる方法
ここでは、集中力を持続させる方法を解説します。
ポモドーロテクニックでメリハリをつける
ポモドーロテクニックとは、高い集中力が必要な時に取り入れられる、時間管理術のことです。
簡潔にいうと、「集中する作業」と「休息」を繰り返すことで、生産性を上げ、作業への集中力を高める方法です。
具体的には、例えば「25分の作業+5分の休憩」を1ポモロードとして、それを3ポモロード繰り返すというルールを設定し、1ポモロード内で決めたタスクを完了するように目標を立てます。
そしてこの作業方法を行うことで、仕事のメリハリがつきやすくなり、集中力の持続につながります。
仮眠をとる
集中が続かない時は、眠い状態のままで仕事をしている可能性があります。その際はお昼や休憩時間を利用し、短時間の仮眠をとるのがおすすめです。
米スタンフォード大学の研究では、作業のパフォーマンスを維持するには仮眠が効果的だという結果が出ており、仮眠を取った時の方が高い集中力が得られるとのことです。
ただ、30分以上の長い睡眠時間だと深い眠りになりすぎるため、脳が活動停止状態になります。
そうすると、リフレッシュのための仮眠を超えてしまい、起きた時に頭がうまく働かなくなるため、10分〜25分程度の仮眠を取り入れるのがポイントです。
シャワーを浴びる
集中が途切れてしまった、気分を切り替えたいときはシャワーを浴びるのがおすすめです。
シャワーを浴びることで肌に刺激を与え、交感神経が活発化され身も心もリフレッシュされるため、再度作業に取り組みやすくなります。
また、お湯の温度を42℃程度の熱めの温度にすると、体が温まって交感神経が刺激されるため、心身共にシャキッと覚醒しやすくなり、集中モードに入りやすくなります。
仕事の集中力が低下する原因
集中力が続かない場合は、以下の項目に当てはまらないかどうか考えてみましょう。原因がわかれば対策が立てやすくなります。
- 周囲に気が散る物を置いている
- 睡眠不足
- 休息が足りない
- 作業環境が整っていない
- 体調が万全ではない
また、近年増えつつあるテレワークでの仕事も、集中力が途切れやすい場面が多いです。
テレワークは集中力が切れやすい
テレワークで集中力が切れてしまう1番の原因は、プライベートと混同してしまうからです。
テレワークは基本、カフェや自宅で仕事を行うので、職場に出勤するケースと比べると自由度が高くなってしまいます。
子育てや急な用事に対応できるのがメリットとなりますが、その反面、自分を律することも必要になります。
- 基本的に孤独
- 誰かに会って話す機会が減る
- 外出しなくなる
テレワークは上記のような状態が増えるため、気が緩みやすかったり、集中力が途切れてしまったりします。
対策として、テレワークの時に同僚や上司と進捗を確認し合い、出勤している状態と同じような環境に近づけるのも、集中力を高める良い方法です。
その具体的な方法のひとつとして、チャットツールやバーチャルオフィスを利用するのがおすすめです。
チャットツールだと、会話をしているかのように密なコミュニケーションを取ることができるので、モチベーションが上がり楽しく仕事ができます!
関連記事:在宅勤務とは?テレワークとの違いや自宅での仕事を成功させるポイントを紹介
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