有限会社ホウユウ

社内でのコミュニケーションの質と量が大きく変化。
予定が見える化したことで、効率よく受注ができるように。

有限会社ホウユウ
導入前の課題

それぞれの現場や社員同士、確認の度に頻繁な電話のやりとりが発生。人員や機材の管理だけでも膨大な時間を要し、非効率に感じていた。

自動車整備工場の中の設備工事をメインに行っている有限会社ホウユウ。車検ラインやリフトなどの設置や施工、それにまつわる土木工事や配管工事などをワンストップでこなすのが強みで、創業から取り扱うガソリンスタンドの油配管と、現在は2本柱の事業をもつ。

スタッフが現場に直行することが多い同社では、それぞれ朝や帰り時間がバラバラで、これまでは電話だけで頻繁にやりとりを行っていた。確認事項がある度に複数人に電話をしなければならないこともあり、その現状に植田社長も煩雑に感じていたそう。

また仕事の進め方においても、各現場での人員や機材の取り合いが常に発生し、その管理に膨大な時間を費やしていたのだとか。
「SONR」の導入によってこれらの課題がどう解消していったのか、植田社長にお話を伺った。
導入による解決

各現場の状況や個々の業務の見える化で、仕事の理解度とスピード感がアップ。スケジュールの管理もしやすくなり、受注もスムーズに。

「SONR」を導入しようと思われたきっかけは何ですか?
植田社長:「SONR」の話を聞いた時、自分たちの抱えている課題を解決できると直感的に感じました。電話に頼るあまり、現場で作業中に電話をするのは危険もありましたので、こうした状況を解決したいということで一気に導入しました。
導入に対して、社内での抵抗はありませんでしたか?
植田社長:ありました。社員さんはガラケーしか使っていなかったため、指の太い社員さんやタッチパネルに慣れない社員さんからは「使いにくい」と言う声も…。しかし、新しい現場に行った時にはスマホで写真を取ってすぐに社内に共有するルールを導入したことで、各現場の状況が手に取るようにわかるようになりました。

また、ボードでのやり取りを通して各自の苦労などが実感できるようになりました。特に大変な現場の際には「応援に行かなくて良いか?」といった協力の発想が生まれるように。徐々に操作にも慣れ、今では率先してスマホを利用してくれるようになりました。

今流行りの格安スマホを全社員に配り、あらかじめ配布していたガラケーをすべてスマホに変えたおかげで、実は年間30万円近くコストダウンにも。これらで「SONR」の費用はすべてペイしました(笑)。
「SONR」を導入して、変化したことは何ですか?
植田社長:実は、職人さんは「現場の大変さをわかって欲しい」という気持ちがあります。そうした状況を共有できることはとても大きな効果となっています。誰かに見て欲しいというニーズは皆が持っていますし、それが手軽に実現できるのは素晴らしいことです。

特にクレームの際などは、起こった現場の状況を「SONR」にアップすると対応の方法を即座に先輩がアドバイスしてくれるので、全社員に一気に広がるスピード感、各自の仕事への理解度が非常に高くなりました。

また、現場に行かない事務員さんも、この取り組みのおかげで職人さんが実際の現場でどんな仕事をしているかが初めてわかるようにもなりました。
実際、具体的に「SONR」をどのように活用されていますか?
植田社長:お客様からの「受注」をはじめ、「配車」「週報」「人員」「報告」の各ディスカッションボードを作っています。それぞれルールに従って情報共有を進めています。
「SONR」はどのようなことに役立っているのでしょうか?
植田社長:各自がメーカーなどから受注を行うのですが、自分のスケジュールが埋まっていたら断っていることが多かったのです。さらに電話で社内に確認を取るフローでは調整に数日掛かっていましたが、「SONR」では各自の予定が見えるので、空いている人同士でうまく調整を行い半日で回答を返せるようになりました。
そのおかげで、効率良く受注を行うことができるようになりましたし、お客さまからも「最近、返答が早くなったね?!」と驚かれています。
目に見えて業務が改善されていますね!
植田社長:そうです。今は「先受注カレンダー」に取り組んでいるのですが、これは数ヶ月先の仕事を受注して安定して経営を行えることを目的としています。「SONR」で受注がスムーズになったことで、どんどん先の予定が埋まるようになってきました。

他にも、頻繁に電話でやり取りをしていたこともあり、お客さまと話をしている時にも電話に出るような状況もありましたが、クラウドで共有することで各自のペースで情報共有ができるようになりました。他のツールではできないこと事がこの「SONR」ではできるので、コミュニケーションの量と質が大きく変わりましたね。
今後の展望

ひとつのチームとなって助け合い、みんなで成果を創り上げる組織に。自動車関連に特化した事業で、車社会に貢献していきたい。

植田社長:組織にはグループとチームがありますが、私たちが目指すのは「チーム」。グループと違ってチームは成果を求められ、常に目標が存在します。ホウユウはお互いが助け合ってみんなで成果を創りあげる最高のチームとして挑んでいきたいと考えています。今では社員さんひとりひとりが主体となって仕事をしてくれています。その中でもチームとしてのコミュニケーションが非常に大切になっています。

また自動車産業の中において、何に貢献できるかを常に考えています。現在では水素ステーションや自動運転などについて何に貢献できるか模索しています。
工事の内容から建設に関わることでしたら何でもこなせますが、あくまでも自動車関連に事業領域を絞り、車社会へのお役立ちを使命としています。
最後にSONRを検討中の方に一言お願いします。
植田社長:自分の知人には必ず紹介するようにしています。特に工事業などは皆さん同じ悩みを持たれていますし、自社の経営が良くなった経験をぜひ仲間にも共有したいと思っています。

また必ずと言ってよいほど、経営者さんからは「職人さんが使えるの?」と質問を受けるのですが、キチンと環境とルールを作れば絶対に浸透すると思います。トップ自らが実践すれば社員さんは必ずついてきてくれます。

「SONR」は、社長、幹部、社員さんに「安心」と「つながり」を売っているツールだと思います。ぜひお勧めします!
ありがとうございました!
有限会社ホウユウ
自動車整備工場の中の設備工事をメインに行っている有限会社ホウユウ。車検ラインやリフトなどの設置や施工、それにまつわる土木工事や配管工事などをワンストップでこなすのが強みで、創業から取り扱うガソリンスタンドの油配管と、現在は2本柱の事業展開している。
業種
専門工事業
課題
コミュニケーション活性化 生産性向上 業務改善
所在地
大阪府豊中市
設立
1995年7月
人数
8名

チームをつなぐコミュニケーションツール

SONRには月額制の安価で導入しやすいクラウド版と
各社専用の環境で構築するプライベートクラウド版があります。

その他の導入事例

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