社内コミュニケーション施策の具体的な目標とは?
社内コミュニケーションの活性化は重要だとわかってはいるものの、具体的にどういった目標設定で進めていいのかあまり情報がない…と悩んでいる担当者の方も多いと思います。
そこで今回は、社内コミュニケーション活性化の目標設定にはどのようなものがあるか、目標を達成するまでにどういった手順を踏めばよいかをまとめます。
目次
社内コミュニケーション活性化の効果
社内コミュニケーションの目標設定をする前に、理解しておきたいのは、社内コミュニケーション活性化がもたらす効果やメリットです。その具体的な5つの効果はこちらです。
- 情報共有の活性化
- 生産性の向上
- 社員定着率の向上
- 顧客満足度の向上
- 企業ブランド向上
「コミュニケーションって単に社員が仲良くなることではないの?」や「コミュニケーションを取れば確かに雰囲気がよくなったり、社内の風通しがよくなったりはするけど…それ以上の効果ってあるのだろうか…」と考えている方もいるかもしれませんが、上記の5つの効果が示すように、社内コミュニケーションが活性化すると、結果的に企業利益にまで繋がるプラスのサイクルを生み出すことが可能です。
この効果の詳細については、下記の記事でまとめています。
社内コミュニケーションの目標とは
社内コミュニケーションとは、社員がお互いの知見や情報、スキルなどを相互に共有し、良好な関係を築くことです。
社内コミュニケーションの活性化を図るために、目標値を設定するには、その社内コミュニケーションにおける良好な関係を数値化する必要があります。 そこで、具体的に目標値として設定可能なものは下記のようなデータが挙げられます。
- 時間あたりの売上or利益
- 顧客満足度
- 社員満足度
- 離職率or社員定着率
このような数値を指標として、社内コミュニケーションの活性化の目標を設定します。
社内コミュニケーションの目標設定
では、社内コミュニケーションの目標設定に向けて、どういった手順を踏めばよいのでしょうか?
社内コミュニケーションの課題を洗い出し、目的を明確にする
まず、社内コミュニケーションを活性化させようと考えたきっかけや、具体的な課題を整理することが必要です。 例えば、社内コミュニケーション不足で発生しがちな課題は下記のようなことです。
- 部署間の情報共有が上手くできず、連携が取れていない
- 社員のモチベーションが低く、生産効率が悪い
- 報連相が機能しておらす、連絡ミスなどで顧客に迷惑がかかっている
- 社員がすぐに辞めてしまい定着しない
この課題の整理をすることで、自社が目標とする社内コミュニケーションの形が明確になり、目標設定がしやすくなります。
社内コミュニケーションの目標を設定する
社内コミュニケーションの活性化について、目標設定をする際には、課題に合わせて何の数値がどの程度改善されると、解決できたと判断するのかを明確に数値で定めると、目で成果を確認することができ、後々、改善もしやすくなります。
目標達成のために手段を選択する
次に社内コミュニケーションの目標達成のために、課題に合わせて手段を選択します。
例えば…
課題 | 報連相が機能しておらず、連絡ミスなどで顧客に迷惑がかかっている→顧客満足度が低い |
---|---|
目標 | 顧客満足度の向上 |
手段 | グループウェアを導入し、顧客情報を随時共有する仕組みを作ると同時に、オンライン・オフライン問わず定期的に社員同士が交流できる場を設ける |
評価 | 顧客満足度調査を実施し、導入前後での変化を評価する |
この場合、社内コミュニケーション活性化策を実施する前に、「顧客満足度調査」を実施、現時点での数値をもとに期間と目標を設定します。
そして社内コミュニケーション施策として、グループウェアを導入し、社員が手軽に情報を発信できる場を提供。ある一定期間経過後に、再度「顧客満足度調査」を実施し、評価→改善を繰り返します。
社内コミュニケーションは具体的な目標設定から
社内コミュニケーションを活性化させるために、様々な手法を凝らすのも良いのですが、まず目的と目標を明確にし、計画立てて進めることが重要です。
さらに、このコロナ禍において社内コミュニケーションはますます重要になってきていることもあり、在宅勤務やサテライトオフィスなどの遠隔勤務でも円滑なコミュニケーションが取れるような仕組み作りも大切です。
その仕組み作りの一つとして、社内コミュニケーション施策の目標達成を近付ける社内コミュニケーションツール「SONR.(ソナー)」がおすすめです。
社内コミュニケーションの課題解決には「SONR」が最適
社内コミュニケーションツール「SONR(ソナー)」は、社内で起こっている、一つ一つの話題に集中できるよう設計されており、社内の出来事を整理しながら確実に完了させていくことができるグループウェアです。
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