始まりはほんの些細なことだった。
メールの中に紛れ込んだ1通の依頼事項。「○○さん、明日の朝、電話もらえますか?」
これを見逃したのがすべての始まりだったのだ。
「朝からずっと待ってたのに何で電話くれないの?!ええっ?!どうなってんの!!」
お客さまが怒るのも無理はない。電話ミーティングを依頼したのは他でもない私なのだから・・・。
しかし事はそれだけでは終わらない。その応対のために打ち合わせ先への訪問に出発できない。
部下が、少し遅れる旨の電話をお客さまにしているのが横で聞こえる・・・。
この調子だと夕方の全社ミーティングにも間に合わないだろう。
私が抱えるプロジェクトがメインの会議なのに・・・。
ほとんどのミスは小さなタスクの未処理によって起こります。そもそも上手くこなせるかどうか解らないようなタスクは一握り。ほとんどのミスは注意力や処理過程における課題によって生まれます。
タスクの多くは他のメンバーと関わりあっています。ひとつのミスは次のタスクに影響を与えるため次々とミスが連鎖します。そうして複数のミスの集合体が大きなクレームとなって目の前に現れるのです。
ミスが発生すると、そのミスを処理するためのタスクが発生します。そしてそのタスクは元々のタスクより難易度が上がることが多いのです。つまり新たなミスが起こるリスクを自ら増やしているのです。
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